響ホールへようこそ!
姜 建華[二胡]&楊 宝元[中国琵琶]
響ホールへようこそ!=音楽を気軽に楽しめる60分のトーク付きコンサート♪
演奏曲や作曲家についてのお話など、アーティストのお人柄とともにお楽しみいただけます。
2月公演は、映画「ラストエンペラー」のテーマ(坂本龍ー作曲)の奏者として世界的に有名な二人による演奏会。東洋のバイオリンとも呼ばれる二胡と中国伝統楽器・中国琵琶の表情豊かで魅力あふれる調べをお聴きください。
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出演
姜 建華(二胡)
Jiang Jianhua (ジャン・ジェンホァ)
上海生まれ。叔父から二胡の手ほどきを受け、16歳から中国芸術家代表団の一員として海外公演を行う。中央音楽学院附属中学(北京)在学中、同校を訪れた指揮者小澤征爾氏の前で『二泉映月』を演奏したところ、小澤氏が感動し、涙したという逸話がある。それをきっかけに1979年のタングルウッド音楽祭をはじめてとしてボストン響、サンフランシスコ響、1989年ベルリンフィルの定期演奏会にソリストとして招かれ、国際舞台でのキャリアーを重ねる。日本では1986年のサントリーホールやカザルスホール、王子ホールなどの柿落としに出演。日本の作曲家、石井眞木氏、加古隆氏等が姜のために書き下ろした作品を初演し、日本の音楽界に二胡の魅力を伝える。1987年、映画『ラスト・エンペラー』で坂本龍一氏によるテーマ音楽を演奏。2002年9月、日中国交正常化30周年を記念して上海大劇院で行われたリサイタルでは、中国の作曲家のコンチェルトやピアノのブルース・スタークとのジャズの世界など、二胡の新しい境地を披露。2003年第17回日本ゴールドディスク大賞特別賞を受賞。2008年北京の国家大劇院新年音楽会に小澤征爾氏とともに出演、好評を博す。世界最大級の音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」には度々出演し、東京、ナント、エカテリンブルク、ワルシャワ等で公演。2021年から2023年は主に中国で活動し、北京の国家大劇院、厦門市滄江劇場、平潭国際演芸センター大劇場など、中国全土でのリサイタルのほか、2022年香港フェニックステレビ『名人面対面』姜建華スペシャル番組に出演。2023年には『人民音楽』誌の表紙を飾り、ロングインタビューの記事が掲載された。メディアへの出演も多く、NHKテレビ アナザーストーリーズ運命の分岐点 「小澤征爾悲願のタクト〜北京に流れたブラームス〜(2022年12月放送)」にインタビューで登場。現在、中央音楽学院の教授を務め、同時に日本での演奏活動と後進の指導も積極的に行なっている。2022年12月、長年にわたる日中の架け橋としての活動に対し、駐上海日本総領事館の赤松秀一大使より「日本駐外公館表彰状」が授与された。
楊 宝元(中国琵琶)
Yang Baoyuan(ヤン・バオユアン)
北京生まれ。幼少より父親で琵琶平湖派の楊大鈞(中央音楽学院、中国音楽学院教授)に琵琶を学ぶ。1975年より中央楽団琵琶奏者として活躍。1982年中国音楽学院を卒業し、同校で教職に就く。1985年日本留学。1986年NHKテレビ「シルクロードの楽士たち」に出演。1987年「世界民族音楽体系中国編」(日本ビクター)、映画「ラスト・エンペラー」にて独奏を担当。1990~91年團伊玖磨作曲「万里の長城」を東京フィル、神奈川フィルと共演。1992年東京藝術大学音楽学修士課程修了。1994年平安建都1200年記念式典で「東王破陣楽」を御前演奏。1995年山本純之介作曲「紅焔〜中国琵琶とオーケストラのための〜」を東京のサントリーホール、大阪のザ・シンフォニーホールにて新日本フィルと世界初演。翌年には北京音楽庁にて再演。いずれも絶賛を浴びる。1996年東京藝術大学音楽学部の講師に就任、以来十数年に渡り、東洋音楽、中国琵琶を指導。2007年より中央音楽学院教授を務め、同時に中国での演奏活動を展開。また、近年はクラシックの祭典「ラ・フォル・ジュルネ」に参加し、姜建華とともに東京、ナント(フランス)等ヨーロッパで演奏し、活動の場を広げている。
プログラム
聶 耳:金蛇狂舞
坂本龍一:ラストエンペラー テーマ
モンティ:チャルダッシュ ほか
*曲目・曲順は変更になる場合があります。ご了承ください。
お問い合わせ
響ホール音楽事業課 TEL 093-663-6661(9:00~17:00|土日祝除く)
主催:(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催:北九州市
後援:北九州市教育委員会、北九州音楽協会
日程・会場
会場:北九州市立響ホール
2026年2月13日(金)12:00開演
*11:15ロビー開場
*11:30客席開場
料金
- 全席指定
-
一般 : 1000円
*前売当日料金共通
*未就学児入場不可
チケット発売日
- 一般発売開始
- 2025年11月7日(金)10:00
- WEB
- 電話
- 窓口
チケット取扱い
- 響ホール
- 事務室(9:00~17:00)
電話093-663-6567(9:00~17:00|土日祝除く)
オンラインチケット
- 北九州芸術劇場Q-station
- (平日11:00~18:00、土日祝休10:00~18:00)
その他・サービス
第一便11:15/最終便11:45
お願いとご案内
*やむを得ぬ事情により、公演内容が変更となる場合がございます。最新情報は響ホールホームページにて、公演日まで随時ご確認ください。
*公演中止の場合を除き、チケットのお申込み・購入後の変更、キャンセル、払戻しはできません。
*前売券が完売した場合は当日券の販売をいたしません。
*演奏中の入場は制限させていただくことがございます。
*演奏中の写真撮影・録音・録画・携帯電話等の使用は、固くお断りいたします。
*転売を目的としたチケット購入は固くお断りいたします。