響ホールワンコインコンサート vol.42
小森輝彦[バリトン]&森野由み[ソプラノ]
平日お昼のひとときを少し贅沢に過ごす45分間。
2024年度第4弾は、日本人初のドイツ宮廷歌手として活躍してきた小森輝彦(バリトン)と、北九州市文化大使でオーストリア在住の森野由み(ソプラノ)が登場。
国内外で輝かしい活躍を重ねてきたソリストたちによる極上の協演をお楽しみください。
公演チラシ
出演
小森輝彦(バリトン)
KOMORI Teruhiko
17年のドイツ生活を終え、日本人初のドイツ宮廷歌手の称号を得て帰国。
プラハ州立歌劇場「椿姫」ジェルモン役で欧州デビュー後、ドイツ、テューリンゲン州のアルテンブルク・ゲラ市立歌劇場専属第一バリトンとして12年間活躍。同劇場で数々のタイトルロールを務める傍ら、ザルツブルク音楽祭をはじめヨーロッパ各地に客演し、演じた役は70を超える。「第九」や「さすらう若人の歌」「ドイツ・レクイエム」「カルミナ・ブラーナ」などオーケストラとの共演も多い。
近年では日生劇場『リア』題名役、新国立劇場『沈黙』フェレイラ、神奈川県民ホール『金閣寺』溝口、チョン・ミョンフン指揮『フィデリオ』ドン・フェルナンド、東京文化会館舞台芸術創造事業 歌劇『ヴォルフ イタリア歌曲集』、びわ湖ホールプロデュースオペラおよび東京二期会『ローエングリン』テルラムント、『こうもり』アイゼンシュタイン、『ダナエの愛』ユピテル、『フィガロの結婚』アルマヴィーヴァ伯爵、『ナクソス島のアリアドネ』音楽教師、『フィデリオ』ドン・フェルナンド、『サムソンとデリラ』ダゴンの大司祭、『ルル』シェーン博士、『ファルスタッフ』フォード、『平和の日』包囲された街の司令官役(日本初演)、『午後の曳航』塚崎竜二などに出演。流麗な歌唱と存在感で数々の舞台を成功に導いている。
ドイツ滞在時から現地で高く評価されたリート歌手としての活動も盛んに行い、北九州国際音楽祭で2015年から三回連続でドイツ歌曲でのサロン・コンサートへ招待された他、NIKIKAI Days @Blue Rose2021(二期会デイズ)第1日 ブラームス・ワルツ集『2つの愛の歌』に出演。その深い文学的解釈に裏付けられた表現力で聴衆を魅了し、2019年にリリースした初CD「R.シュトラウス歌曲集」はレコード芸術準特選盤に選ばれた。
東京藝術大学、同大学院、文化庁オペラ研修所、ベルリン芸術大学で学ぶ。五島記念文化財団オペラ新人賞受賞。第2回藤沢オペラコンクール第2位。ルクセンブルク国際声楽コンクール奨励賞。東京音楽大学教授。日本声楽発声学会理事。日本R.シュトラウス協会常務理事。二期会会員。
公式ホームページ http://www.teru.de
森野由み(ソプラノ)
MORINO Yumi
オーストリア、ハンガリー、ドイツ、デンマーク、スロヴァキアなどで、ポッペアの戴冠のポッペア、フィガロの結婚の伯爵夫人、ドン・ジョヴァンニのエルヴィラ、魔笛のパミーナ、カルメンのミカエラなどで出演。
東京新国立劇場で、ワーグナー「ニーベルンゲンの指輪」や、R・シュトラウスの「ナクソス島のアリアドネ」などにて、賞賛を得ている。スロヴァキア・コシツェ国立歌劇場で、「マダム・バタフライ」のタイトルロールとしてデビューし、大絶賛された。その成功により、同劇場にて、ひき続き招待を受ける。
ニューヨーク・カーネギーホールやウィーン楽友協会大ホール、ウィーンコンツェルトハウスなどで、ベートーヴェンの第九や、「レクイエム」などの宗教曲のソリストで出演。ウイーン芸術週間のコンサートや、多くのオペレッタのガラコンサート、ウィーン伝統のシュランメルンとの共演も多い。これまでに外山雄三、大野和士、秋山和慶、ジョルジョ・モランディ、ジュン・メルクル他著名指揮者と共演。
ウィーンの民族楽器と親しまれている曲ばかりを集めたCD「LOVE FROM ウィーン」をリリース。
東京藝術大学声楽科卒業、同大学院ソロ科修了。文化庁オペラ研修所修了。文化庁在外研修員として、ウィーンへ2年間派遣。ウィーン国立音楽大学オペラ科を首席で修了。
第1回ルチアポップ国際声楽コンクール第3位、エミーデスティン国際声楽コンクール第1位および最優秀賞。野村芸術海外文化助成受賞。
福嶋敬晃、毛利準、完戸真人、吉冨淳子、ミミ・フライスラー、宮廷歌手ソーナ・ガザリアンに師事。二期会会員。北九州市文化大使。現在ウィーン在住。
宮崎由紀子(ピアノ)
MIYAZAKI Yukiko
福岡教育大学・同大学院音楽科修了。2002年より毎年渡仏。ニース夏期国際音楽アカデミーにてJ.F.エッセール、P.ロジェ、M.ベロフ各氏のマスタークラスで研鑽を積む。
2005年社団法人日本ピアノ調律師協会主催20世紀ピアノ作品によるピアノリサイタル(響ホール)、2010年西南学院主催フランスとスペイン音楽によるピアノリサイタル開催。2007年九州交響楽団定期演奏会において、シェーンベルクピアノ協奏曲を演奏。
2000~2015年北九州シティオペラコレペティトゥールとして在籍し、P.G.モランディはじめ、内外の著名指揮者・オペラ歌手との共演を重ね、声楽リサイタル伴奏や作曲家との新作初演・器楽アンサンブルも多数行っている。現在、九州大学芸術工学部音響設計学科 非常勤講師。
プログラム
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より “お手をどうぞ”
ヴェルディ:歌劇「椿姫」より ジェルモンのアリア “プロヴァンスの海と陸”
谷川俊太郎 作詞/武満徹 作曲:死んだ男の残したものは
マスネ:歌劇「エロディアード」より エロデ王のアリア
マーラー:歌曲集「子供の不思議な角笛」より
“無駄な骨折り”
“不幸中の慰め”
江間章子 作詞/團 伊玖磨 作曲:花の街
レハール:喜歌劇「ジュディッタ」より ジュディッタのアリア
ドビュッシー:星月夜
ヨハン・シュトラウス:喜歌劇「こうもり」より “時計の二重唱”
*曲目・曲順は変更になる場合があります。ご了承ください。
お問い合わせ
響ホール音楽事業課 TEL 093-663-6661(9:00~17:00|土日祝除く)
主催:(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催:北九州市
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
日程・会場
会場:北九州市立響ホール
2025年2月14日(金)11:45~12:30
*11:00ロビー開場/11:15客席開場
料金
- 全席指定
-
500円
*未就学児入場不可
*前売当日料金共通
チケット発売日
- 一般発売開始
- 2024年11月7日(木)10:00
- WEB
- 電話
- 窓口
チケット取扱い
- 響ホール
- 事務室(9:00~17:00)
電話093-663-6567(9:00~17:00|土日祝除く)
オンラインチケット
- 北九州芸術劇場Q-station
- (平日11:00~18:00、土日祝休10:00~18:00)
その他・サービス
第一便 11:00/最終便 11:30
※最終便は開演の15分前になりました。
お願いとご案内
*やむを得ぬ事情により、公演内容が変更となる場合がございます。最新情報はこちらのページにて、公演日まで随時ご確認ください。
*公演中止の場合を除き、チケットのお申込み・購入後の変更、キャンセル、払戻しはできません。
*前売券が完売した場合は当日券の販売をいたしません。
*演奏中の入場は制限させていただくことがございます。
*ホール内での写真撮影・録音・録画・携帯電話等の使用は、固くお断りいたします。
*転売を目的としたチケット購入は固くお断りいたします。